『今度講師をやるけど、緊張してしまいそうで心配』こんな風に不安に思ったことはないですか?
私は人前で話す時、ものすごく緊張してしまうタイプだったので、不安に思っていました。
あの言いようのない不安感や緊張感は嫌なもんです(*_*)
今でも場合によって不安になりますが、これまでの講師経験からなぜ緊張するのかがわかってきました。
また講義中の “緊張感の流れ” みたいなものがわかるようになってきたので、少しづつ必要以上に緊張することが少なくなっていきました。
講師が緊張する原因と対策
単純に経験が少なくて緊張してしまうパターン
単純に講師経験が少ないと緊張してしまうでしょうが、実は受講者側も緊張しています。
多くの受講者は『せっかくだからいい学びにしたい』とか、『この講師どんな人なんだろう』とかで緊張しています。
なので、初めのうちは頑張って講師の話を聞く姿勢で講義に臨んでいます。
しかし経験が少ない講師の場合、この受講者の心理に気づくことが出来ません。
ただ自分が緊張している(*_*;
受講者に気持ちを向ける余裕がない
むしろ受講者の緊張感だけもらってしまってさらに緊張してしまうことにもなっているでしょう。
経験が浅いと仕方のないことですね(^^)
まさに以前の自分(*'▽')
一生懸命やればやるほど、自分しか見えなくなっていくパターンは多いと思います。
ただこの状態だと受講者は “置いてけぼり” ってことです。( ゚Д゚)
対策:受講者へのコンタクトで『ちゃんと聞かなければ』と思う雰囲気が作れる
経験不足への対策は、1回コツを掴むと上手く緊張感をコントール出来るようになると思います。
それは講師として、その場のリーダーとして受講者が緊張していることに気づいてあげる…普通に “受講者に気を配る” という単純な行動にあります。
暑くないか? または寒くないか? 講師の声は聞こえるか? スライドや資料は見えるか?…等々
少し細かいことですが、受講者が緊張しているうちにこういった声かけや確認でコンタクトを取ることで、受講者は『この講師は受講者の視点に立ってくれている』と感じて少しリラックスできます。
問題ないと分かっていても聞くことが効果的
この『講師にリラックスさせてもらった(無意識的に)』が非常に大事で、それが『しっかり聞かなければ』という雰囲気を生み出します。
結局は受講者へコンタクトを取っていくことで講師と受講者、お互いの緊張感をコントロールしてるって感じですね(^^)
ここめちゃくちゃ大事です!
これが出来てくると間違いなく講師が楽しくなります。
講義内容がしっかり決まっていないから緊張してしまう
これは事前の準備をすることでしか解決できません。
そもそもこの講義がなぜ行われるのか?
いつ?どこで?誰が誰に?何を教えるのか?
この当たりを明確にしたうえで、どんな講義内容にイメージしていきましょう。
そうすれば講義の当日、余計な緊張感を持たなくてよくなります。
ってことでこの準備不足からくる緊張は限りなくゼロにしておくべきものです。
“完璧な準備”はなかなか存在しないのでしょうが、講師として何が不安なのかを
書き出してみて下さい。
そこからわかってきた準備不足の部分を補っていけばその分不安感も消えていくでしょう。
これはやるしかないですね。それが講師として受講者へのサービス精神ですよ(^^)
【緊張すること】への捉え方を変える
そもそも緊張は悪いことではない
“適度な緊張状態”が一番いい意識レベル状態と言われています。
慣れてしまって緊張感が足りないよりは、緊張しすぎの方が絶対ましだと思います!
講師の緊張感が足りないと、結局受講者のパフォーマンスも下がるので( ゚Д゚)
講師として緊張することでいいパフォーマンスにしましょう。
そしてその緊張感をうまく使って受講者のパフォーマンスもあげて“いい学び”を作ってあげましょう(^^♪