仕事で頼みごとをすることは誰でもあると思います。
自分の直属の部下で信頼関係があれば、どんな頼み方でも相手は動いてくれるでしょう。
しかし指示系統が違う相手に対してはそう簡単にいかない場合もあります。
頼んだことを断られたりうまく動いてくれなかったことは誰もが経験していることでしょう。
ってことで仕事で物事を頼む時、気を付けるポイントとを押さえて実践しましょう。
頼む場合に気を付けるポイント
頼んだことを確実にやってもらえるために大事なポイントは…
①ちゃんとした仕事として依頼する
②依頼する仕事のフレームを明確にする
これで相手は断る理由も無くなり、さらに不安のない状態で気持ちよく仕事に取り組んでくれます。
良くない頼み方
良くない頼み方が原因で相手が上手く動いてくれないパターンを見てみましょう。
雑用を言いつけるみたいに頼んでいる
「簡単だから」とか「これだけでいいから」みたいに雑用っぽく頼んでくる人っていると思います。
これだと相手は、どうでもいい片付け仕事を頼まれた気分になってやる気が出ません。
「そんな簡単なことなら自分でやれば(-"-)」って思われるでしょう。
頼まれた方も自分の仕事が忙しい場合、確実に優先順位が下がることになります。
それだけではなく出来れば断りたいと考えるでしょう。
指示系統が違う相手に直接頼んでいる
指示系統が違う相手に直接頼んでしまう人もいると思いますがこれもうまくいきません。
相手は当然「なんであんたに頼まれて仕事しないといけないの!」ってなります。
ましてや頼まれた相手の上司が知らない場合、勝手に仕事するわけにはいかないのは当然でしょう。
何をどこまでやっていいのかがよくわからない
頼まれた方からすると不明点が多く、何をどうすればいいのかがはっきりしない頼み方になっている場合があります。
同じ部署の同僚でもいつまでに何をやってほしいのかを明確にしないまま頼んでしまうケースは結構あるのではないでしょうか?
これだと相手も「この仕事はどこが終わりなんだ」「また続きを頼まれるかも(*_*; 」って考えてしまい何となく不安になります。
頼んだことを確実にやってもらえる方法
ちゃんとした仕事として依頼する
簡単な仕事でも相手にお願いする場合は “ちゃんとした仕事” として依頼しましょう。
違う指示系統でお願いする場合、頼まれた相手は仕事の優先順位を変えなければならないこともあるはず。
そんな相手に敬意を払ってお願いするようにしましょう。
必ず相手の上司にも承諾を得ておき、必要であれば業務依頼書を発行すれば相手への敬意を形にすることが出来ます。
これで相手も嫌な気分になることはないでしょう。
仕事のフレームを明確にして依頼する
あるプロジェクト全体の中で相手に頼んでいるのはどの部分なのかを明確にしましょう。
仕事の目的を相手が理解出来ればスムーズに取り組んでくれます。
そして相手の仕事の仕上がりもいいものになってきます。
そういった依頼が出来るように自分がやっているプロジェクトの全体像を可視化しておきましょう。
よくある仕事の計画表…これは上司に報告するためのものだけではありません。
あなた自身が仕事をスムーズに進めるための道具として利用してください。
相手の理解度をケアする
上司の承諾も得てわかりやすく依頼しても相手が何をすればいいか理解出来ていない場合があります。
これくらいわかってるだろうと思っているのは自分だけ…相手は理解来ていない(*_*)
相手にもよりますが「頼まれたことを理解出来ていない」とは言いづらくなっている場合もあります。
この状態がそのまま進んだら上手くいかなくて当然でしょう。
必ず相手の理解度を確認するケアをしてあげてください。
まとめ
頼んだ相手に仕事をきっちり気持ちよくやってもらうためのポイントについて書いてきました。
結局頼んだことをちゃんとやってもらおうと思ったら断られたりいい加減にされる理由をなくしていけばいいってことにことになります。
いろいろ細かいケアが必要になってきますが、これだけやっていれば必ず上手くいきます。
上手くいっている人ほど細かいところまで気を配っているもの。
ここは頑張って細かいケアで仕事を進めてみましょう。