今日の不始末であなたが怒られたのはみんなの代表としてだ。
別にあなたが直接悪かったわけではない。
それはみんなわかってる。
しかし仕事上、責任を取らなければならない立場にいるのも事実。
だからあなたは代表で怒られた。
みんなの前でこっぴどく怒られて嫌な気持ちだったろう。
今回もこの嫌な怒られ役をあなたに押し付ける奴らがいた。
そいつらは、ただ要領がいいだけ。
あなたよりもっと責任のある立場なのに完全に自分のことしか考えてない。
こいつらはこんなもんでしょ。
もう一度、状況を冷静に捉えてほしい。
確かにこっぴどく怒られたみたいだね。
そもそも周りが引くほど怒るなんて…いまどきげんこつなんて…
そんな怒り方…怒る方の人間力の問題もあるでしょ。
確実に。
あなたは理不尽に怒られ、その感情をそのまま部下にぶつけた。
そして不始末をやらかしたと思われる当事者達にもそれは向けられる。
私はあなたに怒られたけど、不始末をやらかした奴らを全然怒る気にはなれない。
普段からそんなことでは怒らないと決めている。
あなたを見てさらに怒らないと決めた。
私は、「なぜこんな不始末が起こったのか?」その事実関係を冷静に突き止めて、原因を特定たいだけ。
その精度が良くないと次にやることの理由が正しく伝わらないから。
そして同じ不始末が繰り返される。
どうせなら事実を正しく把握して、納得できる対策にしようよ。
感情的になってしまうと絶対にこれができない。
不始末をやらかした奴らも反抗的になるだろうし、今後何もいいことはない。
だから私は絶対に今回のことで怒らない。
あなたにも。
不始末をやらかした奴にも。
あなたが怒るなら勝手に怒ってくれ。
それが今のあなたの限界だよ。