どうもタケルです。
皆さんは講義やプレゼンで話し手になる機会はありますか?
今回はそのとき直面するであろう質疑応答について書きます。
質疑応答は、当然シナリオがないやり取りなので、スリリングなものになります。
想定外の質問がくることも普通にあり得るで、苦手意識を持ってる人も多いことでしょう。
でも大丈夫!
実は質疑応答への対応はそんなに怖いことではなく、むしろ「美味しい!」部分があります。
今回はそこについて書きます。
この記事を読めば質疑応答に対するイメージも変り、苦手意識もかなり解消されるでしょう。
質疑応答が苦手な人の対応…相手と一対一で口論している
私がこれまで見てきた質疑応答が苦手な人が陥っているパターンが一つあります。
それは経験不足な方で一番多く、相手を言い負かせるような回答をしてしまうパターンです。
これは結局相手が回答してほしいことに答えず、「自分の説明したことはこういうことだ」ってことを繰り返し述べてしまいます。
相手の質問を正確に理解できていない場合や、それ以上深い知識や思考がないので説明できないことからくる場合が多いです。
こういったやり取りは、講師と質問者が一対一で口論している状態。
他の受講者は「カヤの外」になってしまい、その場全体に対していい時間とは言えない状態です。
質疑応答が美味しい理由
ではどうするか?
まず質問を受けたら「なるほど!いい質問ですね」と言ってあげるクセをつけて下さい。
これが心から言えるようになっているとあなたの質問への対応レベルはそれなりに高くなっているでしょう。
それはなぜか?
質問者の勇気によってこれから聞き手全体の理解を深める事が出来るのです。
そしてさらに話し手としての知識や思考をアピールできるからです。
そのために大事なことは、まずは相手の質問を正確に把握しましょう。
それには事前に聞き手の立場が正確にイメージ出来ていると質問の意図も把握しやすいです。
なので事前に聞き手の情報を仕入れてその立場を理解しておきましょう。
この聞き手はどんな立場でどんな悩みを持っているのか?
これがわかってくれば、質問されたとき、その意図をつかむのは非常に簡単です。
外したような回答になることはないでしょう。
もう一つ大事なことは質問に対する回答は聞き手全員に答えるつもりで話していきます。
質問者と一対一になるのではなく、一対全員ですね。
代表で質問をしてくれた部分についてもっと深い話を聞き手全員にすればいいんです。
そうやって一つの質問に対して深い話をするとどうなるでしょう。
決められた講義の中では聞き手のレベルに合わせた内容の説明がながされた…
でも質問されたことによって話し手がもっと広い知識、そして深い思考を持っていることをアピール出来るのです。
「この講師凄いんちゃうか…」って雰囲気は、はっきりいって美味しい!
そのあと講義を続ける場合も格段にりやすくなるし。
だから「いい質問ですね!ありがとう!」ってなるんです。
話し手としての反省材料にもなる
また、質問によって話した内容がどう受けたられたのかがわかります。
例えばあまりに理想論ばかり述べてしまって聞き手に全く受け入れられないような内容だったらちょっと反発的な質問が来るでしょうし。
すごくわかりやすくて理解が進んだ場合に新たな疑問が出てきてそれが質問になってく場合もあるでしょう。
とにかく話し手として次に生かすヒントがもらえます。
【最後に】いい質問ですね!と言える話し手になろう
質疑応答は話し手、聞き手両方にとって有益です。
講義であれ、プレゼンであれ全体のクオリティが上がるんです!
しっかりとした準備をしておいて「なるほど!いい質問ですね!」って心から言える話し手になれば質疑応答は美味しい時間になります。
皆さんもぜひうまく取り入れてください。