どうも!タケルです。
大麻=薬物…これ、日本でのイメージですよね。
日本ではあまり言われませんが、世界では医療大麻が合法化される流れがあります。
それは当然のことながら、医療大麻に有効性があるから。
「医療大麻の有効性って…そもそも日本では法律でNGでしょ」日本では、まちがいなく大麻は法律でNGです。
しかし、法律で定義された、つまり取り締まる「大麻」の範囲外で、健康目的の商品も出てきているようです。
まあ、それだけ医療面、健康面でもニーズがあるってことなんでしょうね。今回、そんな医療大麻の有効性にフォーカスしてみます。
医療大麻って何?
医療大麻(いりょうたいま、Medical Cannabis, Medical Marijuana)、時に医療マリファナとは、大麻に含有されるテトラヒドロカンナビノール (THC) やその他のカンノビノイド、あるいは、それらに類似した構造を持つ合成カンナビノイドを利用した生薬療法である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/医療大麻
大麻には産業用、医療用、娯楽用などいろんな使われ方があります。
最近日本でもCBD(カンナビジオール)に関しては販売されてますね。
医療大麻はどんな効果があるの?
薬物ってイメージもある大麻ですが医療用としてかなり利用できるようです。
アメリカ合衆国では、腰痛、消耗症候群、慢性痛、末期エイズ患者の食欲増進、ガンの化学療法に伴う吐き気の緩和などのために処方されている
https://ja.wikipedia.org/wiki/医療大麻
アメリカの医療大麻の合法化状況は、少しイビツなようです。
国として大麻が合法化されていないにも関わらず、州として医療目的での使用を認めた州が33州。
さらに嗜好用としての合法化も10州で実施されています。
国は認めていないが、医療大麻の有効性に気づいた各州では合法化されてきている。
これが流れですね。
大麻(麻)に含まれるカンナビノイド医療の可能性についてGREEN ZONE JAPANの正高佑志さんも語っています。
緑内障、てんかん、脳腫瘍など難病への治療効果も少なからず報告されているようです。
ただ世界的に研究すら禁止だった時期もあってので、まだまだ発展途上の部分もあるようです。
日本で医療大麻は使えるのか?
日本では大麻取締法により、大麻の取り扱いが禁止されています。
第4条
大麻取締法
何人も次に掲げる行為をしてはならない。
一 大麻を輸入し、又は輸出すること(大麻研究者が、厚生労働大臣の許可を受けて、大麻を輸入し、又は輸出する場合を除く。)。
二 大麻から製造された医薬品を施用し、又は施用のため交付すること。
三 大麻から製造された医薬品の施用を受けること。
四 医事若しくは薬事又は自然科学に関する記事を掲載する医薬関係者等(医薬関係者又は自然科学に関する研究に従事する者をいう。以下この号において同じ。)向けの新聞又は雑誌により行う場合その他主として医薬関係者等を対象として行う場合のほか、大麻に関する広告を行うこと。
1948年、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領政策において大麻の所有や栽培が出来なくなりました。
日本でCBDが販売できる理由
第1条
大麻取締法
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
大麻取締法第1条で取り締まる「大麻」の定義がされています。
そして以下については「大麻として適用しない」とされていますね。
- 大麻草の成熟した茎及びその製品
- 大麻草の種子及びその製品
つまり日本では、茎や種子から抽出して作ったCBDであれば合法的に販売できるのです。
CBDには今のところ以下のような効果があると言われています。
①精神の不安を抑え、リラックスさせる
②体の痛みや炎症を抑える
③吐き気の抑制
④抗酸化作用をもたらす
⑤免疫システムのバランスを整える
⑥ガン細胞の増殖や転移、抗がん剤の副作用を和らげる
⑦てんかんやアルツハイマー、キーパーソン病、多発性硬化症、脳卒中などの神経変性疾患の症状を和らげる
まとめ
世界で合法化が進んでいる医療大麻ですが日本ではまだまだ「ダメ!絶対!」といったイメージが先行しています。
日本人はルールを守る意識が高く、そもそもそのルールがどうやってできたのか?や、そのルールが適切なのかを考える人は少ないのでしょう。
日本人の常識が変わるにはまだ時間がかかりそうです。