どうせ講師をやるなら受講者に話を聞いてもらいたいですよね。
話したことが受け入れられるかどうかの前にまずは理解される話である必要もあるでしょう。
理解される話をするため、あえて聞きずらい話し方のパターンを知っておいて自分の話し方に反映させましょう。
聞きづらい話し方のパターンを知っておく
聞きづらい話し方のパターンを知るため、他人の講義を聴くことをおすすめします。
講師の話し方にポイントを置いて聞いてみてください。
単純にいい悪いだけではなく、どこが?どれくらい?どうなのか?
細かく分析出来てくれば自分の話し方にも反映させやすくなります。
タケルが感じる聞きづらい話し方
ここから私タケルが感じる聞きづらい話し方パターンを書きます。
もちろん私もいつも出来てるわけではありません。
今でもたくさん改善点はありますが、私がよく気になるパターンでいきます。
何が言いたいのかよく分からないパターン
何が言いたいのかよく分からないパターンを2つ見ていきます。
話している語尾が小さくなってしまう
声が小さく、特に語尾が聞き取りづらい時はあなたが話した内容に自信がない場合です。
語尾の発声が小さいと何が言いたいのかわからなくなり聞きづらくなります。
話していても何となく釈然としないし不安…
どっかから突っ込みが入りそうです(*_*;
でも講師として準備をしてきた結果あれば仕方のないことかもしれません。
少なくても現時点では。
講義中であれば、あまり気にしすぎないようにしましょう。
気にしすぎると受講者へその不安な気落ちが伝わってしまいます(*_*;
自信をもって言い切れなかった箇所はあなた自身が一番覚えているはずです。
次回同じ講義をやるときに生かせばいいわけです。
次回は必ず語尾をはっきり言い切れるようにまずは自分が内容を理解しましょう。
そしてそれについて自分の言いたいこともはっきりさせておきましょう。
テキスト等に書いてあることを読むだけ
書いてあることを読むだけの場合、結局言いたいことがないってことです。
それかあなた自身が内容を理解していないので読むだけ…つまり内容はなんとかとか理解しているか、それで終わっている(*_*)
これでは受講者に届くメッセージにならないですよね(*_*)
こうならないためにはどうすればいいでしょうか?
先ずは講義内容を理解するのは当然として、プラスアルファそこに対する自分の考えを持っておく必要がありますね。
準備段階で話す内容そのものに興味を持って事前に勉強しておきましょう。
そうすれは言いたいことは必ず出てきます。
それが講師からのメッセージとなり受講者に伝わって行きます(^^)
一方的に話をしてしまうパターン
一方的に話をしてしまうパターンの場合、これは大体、一生懸命やりすぎです。
講義の時間が押しているのにあれもこれも話さなければならない時、だれでも一方的に一生懸命話してしまうでしょう。
これを解消するには内容を要約して話すことが必要になります。
実はこれ、意外と慣れが必要。
講義の要点をしっかり理解しておかなければ “一言で言うならこういうこと” とかまとめて話すことは出来ません。
これも普段どれだけ講義内容の本質をつかんでいるかにかかってくる部分ですね(^^)
講義が聞きづらくなっているとき、何が起こっているか?
何が言いたいのかわからない場合も一方的に話して受講者の疑問を解消していない場合も結局は “受講者を置いてけぼりにしている” 状況になっているってことです。
そういったことに対策していくために重要な考え方があります。
それは“受講者へのサービス精神”
これを意識すると受講者の心的状況まで見えるようになってきます。
それが “聞きやすい話し方” に近づくことになります。
少しづつ余裕を持った講義を出来るようになりましょう。
その積み重ねで受講者に寄り添った素晴らしい講義に近づいていきます!