タケルです。今回は講師のコツを一つ。
会社で教育をやる時、始まる前にはとうぜん会場準備をしますよね。
机やイスを並べ替えたり、機材を立ち上げたり、資料を配ったり…
なんてことないこんな場面にも実は教育をやりやすくするコツがあったりします。
これをやると教育全体が凄くやりやすくなるのでおすすめです!
会場準備中は雰囲気がビミョー
社外で講師をやる場合、開催側が会場準備をしてくれます。
しかし、社内教育の場合は違います。
会場準備も講師がやる場合が多いらでしょう。
この時、早めに会場入りしている受講者っていますよね。
少し緊張しているような、それでいて少し手持無沙汰なような…
そのビミョーな雰囲気の中で会場準備を進めることになります。
私はその時間が何となく嫌でした。
これは社内研修を受講した方なら何となくわかると思います。
社外で教育を受ける時とは少し違う、ある種独特な緊張感が漂います。
講義に入ってしまえば、会場の雰囲気も変えていけるんだけど…
ここ何とかできないかな~と。
ズバリどうすればいいか?
どうすればいいか?簡単です!
わたくし “タケル” がおすすめするのは、「教育内容に関係する動画を流しておく」ことです。
イベント会場に行くと、始まる前に音楽が流れてたりします。
あれに近いと言えば近いですね。
シーン…としてると何となく必要以上に緊張感が出てしまうので、それを防ぐイメージ。
どんな動画を流す?
出来ればこれから実施する教育のイントロのような内容や、教育の全体像がわかる内容の動画がいいでしょう。
内容にもよりますが、受講前で緊張している人は結構しっかり見てくれます。
何気に流している動画ですが、実は計算された雰囲気づくりになります。
動画視聴をおすすめする理由
ここから動画視聴、つまり動画を流しておくことをお勧めする理由を書いていきます。
受講者はどんな気持ちになっているか?
早めに会場入りしている受講者ってどんな気持ちなんでしょうか?
まあ、少なからず緊張しているものです。
同じ会社だと多少の顔見知りとかもいる中、「どんな教育になるんだろう?なんか質問とかされて間違えて答えたりしたらカッコ悪ぃな…」みたいな心情もあるでしょう。
会場に早めに来て着席するくらいの人であればそれくらいのことは思っています。
受講者への “おもてなし”
せっかく早く来たのに社内教育だからスマホとかもあんまりいじれないし、手持ち無沙汰になってるかもしれません。
さらにギリギリに来た方が得って感じの雰囲気になったら、教育を受けるモチベーションにも影響しかねません。
いや、確実に影響するでしょう。
これとは逆に、これから始まる教育内容に関係するDVDが会場に流れていたら、早く来た受講者に「お得感」が出ます。
こういったことはある意味、まじめ系受講者に対する “おもてなし” にもなりえます。
たったこれだけでオッケー!簡単です!
講師として自分の教育をうまくいかせようと思ったら、やらない理由がありませんね(^^)
スタート前から雰囲気をコントロールすれば教育全体が上手くいく
こうやって教育が始まる前からさりげなく受講者へ配慮し、雰囲気を作ります。
そうすることで、「この講師はちゃんと学ばせてくれそうだ」と思わせることが出来ます。
早めに来た人から動画で何となく予習している。
別に絶対予習しろって雰囲気ではなく、見たい人だけ見ればいい。
雑談したい人は雑談する。
でも何となく学べる雰囲気が出来ている。
こういった細かい部分の計算が意外と大切になります。
そんな細かいところを気にしても仕方ないって思うかもしれません。
もちろんすべてを計算通りにはできませんが、出来る部分は細かくてもやっておきましょう。
こういったことの積み重ねが、必ずあなたの教育をいい雰囲気に導いてくれます。