どうもタケルです。
今年から職場を異動して2週間目、結構忙しくなってきました~!
今週になって働いている方が腰の痛みを訴えて仕事を休んで病院へ行くと連絡が回ってきました。
安全衛生も担当している私としては仕事の負担が原因なのかが気になるところです。
仕事の負担が原因だと認められれば労働災害となってしまうので大変なんです。
それに腰痛の労災認定条件はわかりにくいものです。
外傷のあるケガをしたのであれば、それが仕事中なら労災とわかるものです。
しかし腰痛の場合は外傷はなく、本人の訴えによるものなので仕事との因果関係が問われる。
これはなかなかわかりにくいパターンですね。
今回私が異動した工場ではほとんど労働災害が発生していませんでした。
労災で会社を休む人がいないと表彰される制度もあって、その記録も結構積み上がってる状態です。
この腰痛での労働災害で会社を休むとなるとそれも途絶えることになってしまいます。
せっかく無災害の期間を伸ばしてきているので正直勘弁してほしい。
職場から話を聞くと、もとから腰が痛かったようだし仕事内容も腰に負担がかかるものではないようです。
至急、何とか本人に連絡も取ってヒヤリングしたり、労災認定についての説明をしたりしてから病院へ行ってもらったり。
本人は違う会社からの応援者なのでその担当者に連絡を取ったり、うちに来てもらって打ち合わせしたり。
状況について上司や本社に報告したり。
ほとんどこの腰痛問題の対応に時間を使ってしまいました。
いろいろ騒いでしまいましたが、結果としては労災申請はしないことになりました。
所属元の会社から本人へ腰痛の労災認定基準を説明し納得してもらった、という連絡を受けました。
これで腰痛騒ぎは一段落。
もともと本人はうちの工場に応援に来るのがイヤだったらしく、応援初日に転職する意向も示していたようです。
当時、「応援先のうちでそれ言ってどうすんの!」とはなってたみたいですが…
結果的には応援の仕事を直ちに切り上げ、もとの会社に戻ったという形になりましたが。
本人は当然労災認定の基準なんて知らないだろうし、目的が何だったのかは正直わからないところになります。
もともと腰が痛かったとしても仕事に対して負担を感じた事は事実でしょう。
ただそれが、労災として認定される基準には満たないということ。
本人は結果的にもとの事務職に戻ることは出来ました。
応援先であるうちの工場の中には本人と所属会社に対してある種の不信感があるようです。
その辺はちょっと気になりますがこんなこともたまにはあります。
工場で働くってことはそんなもんだし。
忙しかったけどまた頑張ってやっていこう。